器具の入れ替えするときのポイント
ショールームを活用しよう
- 商品カタログだけでは、実際の大きさや使い勝手、色合いなどが把握しにくいものです。 器具を選択する際には、カタログだけではなく実際の商品を確認することが大切です。水廻りの商品や建築部材のメーカーは、実際の商品を展示したショールームを持っているのが一般的になってきました。ぜひ活用しましょう。
- ショールームでは商品の展示だけではなく、専任のアドバイザーから実際の使い勝手や、メンテナンスについてなどを詳しく説明が受けられます。また、要望を伝えると機器の概算見積もりやイメージパースなどの作成も行ってもらえます。
- 実際に商品に触って、使い勝手や大きさを確認することが大切です。できればご家族みんなで出かけて、それぞれの使いやすさ特長などを確認し、器具を検討しましょう。
キッチンに着目!!
- ショールームではカウンターの高さ、吊戸棚の取付け高さの確認を忘れずに行いましょう。 その際、実際使用するときと同じように、靴を脱がれて確認することをお勧めいたします。
(ショールームでスリッパは用意されています。)
- キッチンの扉やカウンターはデザインや色だけでなく、メンテナンスについても良く確認して選択しましょう。
- 食器洗い乾燥機・オーブンレンジ・浄水器などの設備機器は実際の使い勝手を良く確認します。メンテナンスの方法やメンテナンス部品の交換方法もきちんと確認して、「実際に使いこなせるか」「活用度の高い順位を良く考え」ながら検討をして採用をしていきましょう。
- 食器・調理道具・食品の収納場所と一緒に、電子レンジ・オーブントースター・炊飯器・冷蔵庫など電化製品の置き場所もきちんと計画しておきましょう。 システム キッチンには、機器の組み合わせが幾通りもパターンがあります。機器を使う優先順位をしっかり見極めることが大切です。せっかく購入しながら使用しなかったということもありますので大切なポイントになるでしょう。
ユニットバス
- 基本的にはキッチンと同じです。
浴槽のまたぎ高さ・手摺の要否と取付け位置、水栓の使い勝手などを実際に体験してみましょう。
浴槽・壁・床などの選択は、メンテナンスのしやすさも大切です。給湯器・浴室換気乾燥機・などは、使い勝手を良く確認しその必要性や能力、使いこなしなどを良く検討し、採用することをお勧めいたします。窓の形状や大きさなども湿気対策とメンテナンスには欠かせない要素になります。浴室用の水栓にもいろいろ種類があります。専用水栓も良く検討いたしましょう。
洗面化粧台
- 基本的にはキッチンと同じです。
最近は洗面ボールの高さが選べる商品も出ています。靴を脱いで使いやすい高さを確認してみましょう。(中には、使う人によって高さが変えられる商品もありますので体験してみることもできます。) 洗面ボールの形状によって使い勝手も違います。水栓とあわせて実際に確認いたしましょう。
給湯機器
- キッチンや浴室の改装と同時に工事を行ったほうがいい場合が多い商品です。
現在の給湯の状況や、現在お湯が出ない個所への配管などを考慮し、厳冬期における給湯量の満足度を重点として検討いたしましょう。給湯個所の数が増えるほど、厳冬期に同時に使用した場合を考え採用することが大切です。
ソーラー給湯器などとの併用による省エネタイプの機器もあります。ご家庭の現在のエネルギー源を考慮し、検討した上で機種を採用いたしましょう。
設置場所・スペース・メンテナンススペースなども一応考慮してあるほうが良いと思います。
その他の設備機器
- マンションの場合、電気・ガスに関しては、各戸ごとに需要量に制限があります。
コンセントの増設やガス機器の取替えなどの設備工事をする時に、数量に制限が出たり、取付けできない機器があったりしますので、事前の確認が必要になりますのでご注意ください。
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